データベースは、企業が開発した有料のもの、無料で利用できるもの(オープンソース)があります。無料で利用できるものは、有名どころでいえば、MySQL、PostgreSQLなどがありますが、気軽に使える無料のデータベースとしてはSQLiteが一番利用されています。
SQLiteのメリットとデメリット
SQLiteを利用するメリット
- 環境を構築するのが簡単
- ファイル1つで完結するので、バックアップ・リストアが簡単
- 動作が軽い
- 無料で利用可能
- 多くのプログラム言語から利用可能(PHP,Pythonでは標準対応)
SQLiteを利用するデメリット
- 複数同時書込みができない
- パスワードが設定できない
- 管理ツールが貧弱(基本はコマンドラインで管理)
いくつかのデメリットはあるが、アプリケーションに組み込むデータベースや小規模なWEBシステムなどには気軽に使えるデータベースをして、機能・速度も問題なく利用できると言えます。
SQLiteインストール
WindowsでSQLite3をインストールする方法を紹介します。
SQlite3をダウンロード
https://www.sqlite.org/index.html
「Latest Release」の右の「Download」をクリック
Windows環境用の sqlite-dll と sqlite-tools の zipファイルをダウンロード
2つの zipファイルを解凍して、「C:\sqlite3」などの作成したフォルダに全てコピーして環境構築完了です。
SQLite3環境パス
C:\SQLite3
Windowsのシステム環境変数PATH に,SQLite3環境パスを追加すると、どのパスからでもSQLiteが利用可能となります。
動作確認のため、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してエラーが表示されなければOKです。
コマンド
sqlite3
.exit