Pythonの仮想環境を活用して色んな環境で動作させよう

blog-icatch-95

開発言語 Python の開発環境を仮想で構築する方法を説明します。Pythonはインストールするだけでも開発環境を構築することは可能ですが、仮想環境を構築することでの開発用、実験用等の用途に応じての環境がいくつも作成することが出来ることが大きなメリットです。Pythonを初めて利用する方にも仮想環境の構築を覚えて頂き実行環境を切り替えしながら開発を行って頂きたいと思っています。

Python インストール

まずはなにより、pythonをインストールしなければなりません。

以下の公式サイトからpythonをダウンロードします。

https://www.python.org/downloads/windows/

Windowsであれば、「Windows x86-64 executable installer」をダウンロードしてインストールします。デフォルトままインストールをするとインストール先は以下の通りになります。(Pythonのバージョンは3.8)

C:\Users\<自分のユーザ名>\AppData\Local\Programs\Python\Python38

どこからでも、Pythonが利用できるように、システム環境変数のPATHにPythonのパスを追加してください。設定後、一度再起動しないと反映されませんよ

仮想環境ライブラリのインストール

Pythonには、標準ライブラリの他に、多くのサードパーティライブラリがあります。プログラムを作成するには、その多くのライブりを活用して省力化・効率化して作成することが出来ます。

サードパーティライブラリには、PyPI(Python Package Index)と呼ばれるを管理している場所があり、コミュニティが運営しているレポジトリという倉庫のような仕組みがあります。そのライブラリはインストールするには、pipというツールを利用します。

それでは、仮想環境ライブラリのインストールを説明します。

pip install virtualenv
これで、ライブラリのインストールは完了です。

仮想環境の作成

次に仮想環境の作成を行っていきます。

python -m venv test-env
test-env と言う仮想環境を作成しました。作成時にパスの指定をしなければ、実行した時のパス以下に仮想環境が作成されます。以下は、「C:\Users\<自分のユーザ名>」で実行した場合
C:\Users\<自分のユーザ名>\test-env
仮想環境の切り替え

仮想環境を利用するためには、事前に指定が必要になります。以下のコマンドを実行します。

C:\Users\<自分のユーザ名>\test-env\Scripts\activate.bat
仮想環境の利用終了

仮想環境の利用を終了するには、以下のコマンドを実行します。

(test-env) C:\Users\<自分のユーザ名> deactivate

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

CAPTCHA