SQLiteでテーブルを作成したのち、データを活用するためのデータを追加・更新・削除についての基本的な作法を説明します。多くのデータベースで利用されている、SQL構文をSQLiteでも同じように利用できますので、他のデータベースを扱うときにも同様に活用できます。
今回はデータの更新(UPDATE文)について説明します。
データの更新(UPDATE文)
テーブルに保存されているデータを更新するための構文でUPDATE文を利用します。データ更新するには、WHERE句の条件式でデータを絞ってからデータを更新するのが通常の使い方になります。
以降の説明は、次の説明用テーブルにて行います。testテーブル(key,name,age)
create table test (
id integer primary key not null,
name text,
age integer );
INSERT INTO test VALUES(1, ’YAMADA’, 23);
INSERT INTO test VALUES(2, ’TANAKA’, 35);
INSERT INTO test VALUES(3, ’NAKAMURA’, 27);
INSERT INTO test VALUES(4, ’TAKAHASHI’, 55);
データを更新する方法
基本的な構文は以下の通りです。
年齢を0にする
UPDATE test SET age=0
テーブルの特定カラムに対して、データの初期化する時に使われます。
YAMADAさんの年齢を33歳にする
UPDATE test SET age=33 WHERE name=’YAMADA’;
特定のレコードのデータを更新する場合、primary key に条件を付けて更新した方が良い。もし、YAMADAさんが複数人いた場合、全て33歳になるため。
<改善構文>
UPDATE test SET age=33 WHERE id=1;