CORESERVER V2でPythonのflaskを動作させる(前編)

レンタルサーバーGMOのコアサーバーV2で、Pythonのflaskを動作させるための環境構築を紹介します。個人的な環境設定なので参考になれば幸いです。

環境構築するまで

今回作成する環境は、以下の通りに行っていきます。

  1. pyenvのインストール
  2. pythonとパッケージのインストール
  3. webでpythonを動作させる

pyenvのインストール

複数のバージョンのpythonを管理して切替を行うため、pyenvをインストールする。

git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv

PATHを通すため、.bash_profileに以下を追加。

export PYENV_ROOT=$HOME/.pyenv
export PATH=$PYENV_ROOT/bin:$PATH
eval "$(pyenv init -)"

設定を反映させる。

$source .bash_profile

pyenvにpythonをインストール

作成したpyenv配下に利用したいpythonをインストールする。今回は3.7.5バージョンをインストールする。インストール可能なバージョンを確認するには、pyenv install –listで確認することが可能。

$ pyenv install 3.7.5

インストールには数分掛かります。インストール後、バージョンを確認。

$ pyenv version
system (set by /home/username/.python-version)

デフォルトでpython3.7.5を利用するため、.bash_profileに以下を追加・

export PYTHONPATH=$HOME/.pyenv/versions/3.7.5/lib/python3.7/site-packages
export PATH=$HOME/.pyenv/versions/3.7.5/bin:$PATH

設定を反映させる。

$source .bash_profile

pythonのバージョンを確認する。

$ python -V
Python 3.7.5 (default, Nov 15 2021, 00:03:15)
[GCC 8.4.1 20200928 (Red Hat 8.4.1-1)]

pythonパッケージをインストール

pythonでwebコンテンツを運用するためのパッケージをインストールする。まずはセットアップされているパッケージを確認する。

$ pip list
Package Version
------------------ ---------
pip 21.3.1
setuptools 41.2.0

パッケージflaskをインストールする。

$ pip install flask

今回はここまで、後編ではpythonファイルをwebで実行するための方法を紹介します。

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